九州ラーメン 葉隠(横浜市神奈川区 上麻生道路・六角橋上町バス停近く)
4/20(火)

道路をはさんで、『じゅう』の真っ正面にあります。
佐賀ラーメンの店として、物の本などにはちょいちょい載ってるのですが、今まで未体験。
『じゅう』の帰りに寄ってみました。
店内はラーメン屋というよりは、マスターが趣味でやってる流行らない喫茶店のよう。
九州ラーメン700円を注文。

カウンターの内側から、オヤジがラーメンを差し出してきました。
小振りな丼が、ちょうど丼ひとつ載る大きさのステンレスの小皿というかお盆に載り、
オヤジの両手にて空中保持されています。上の丼だけ受け取ろうとしたら、オヤジが無言のまま
手を引っ込めないので、お盆ごと取る物なのだなと学習。
では喰ってみますか。

九州ラーメンらしく麺は硬めに茹で上げられています。
ただ、博多ラーメンにみられる針金のような細さではなく、もう一回り太い麺です。
博多の硬茹では食いちぎる際に『ぶち』となんの未練も残さずに切れますが、
ここのは「もちっぷち」といったカンジでしょうか。オレ的には、歯にまとわりつく
カンジがあっていまいちでした。スープが油っこいから、周りのやわい部分がうっとうしい。
トッピングはチャーシュー3枚に青ネギ、海苔2枚に紅生姜少々。
柔らかくコクのあるチャーシューと、なかなか溶けないしっかりした海苔は感心。
紅生姜が最初から入っている割に臭い強めなスープはかなり独特です。
透明な脂もかなり浮き、舌触りはなめらかながらも主張の強い仕上がり。
しっかりと臭いを消せ、紅生姜。と思ったら、この異質な臭いの製造に
紅生姜自体も参画していることが判明。このスープはちょっと飲めないな。
麺だけ喰って終わりにしよっと。ずるずる。ふう、ごちそーさまー。

スープを半分以上残し、丼をオヤジに返したら
「出来ればスープは全部飲んだ方がいいんだよね。40時間以上煮込んであって、
色んな成分が溶け込んでるから栄養満点、老化防止にも効果があって…」と言われました。
ええ、美味しいスープなら飲み干すんですけどね、いつも。



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