林家 (横浜市南区 鎌倉街道・向田橋交差点そば)
2004年7月14日(水)

7/11(日)、休日出勤の昼飯に一福へ。ぴりか味噌チャーシューを食べる。
相変わらず深く柔らかくまろい味噌の至福。それを引き締めて背筋を伸ばさせる絶妙な辛味。
そうそう、以前クルトンと書いたトッピングですが、あれは背脂をカリカリに揚げたものだそうです。
どうりでとろける舌触り。やべ、書いてたらまた喰いたくなってきた。
食券販売機の上のラジカセから流れるサザンが妙に似合う店。

7/12(月)、仕事帰り、マンザイで中盛りチャーシュー海苔増し。
最近はもやしラーメンという新メニューも登場。オレとしてはいまいちなのだが何せもやしが大量、
腹が減ってる時にはいいかも知れない。。
基本のラーメンを硬め(気分で味薄め)海苔増し、ニンニクと豆板醤を少し落として喰うのがオレの基本線。
キムチもなかなかいいし、味噌、塩もそれぞれ味があって美味い。

7/13(火)、仕事帰りに味噌一で火吹。前回食べた「ピリ辛」が物足りなかったので、
ひとランク上を目指してみた。作る前に店員から「辛さは大丈夫ですか?」と確認が入り、少しビビる。
出てきた丼は見た目真っ赤、辛さは…ふむ、大雄のからし麺程度だな。
と思ってたら、食べ進むごとに辛みが増し、徐々に痛みに変貌。味噌特有の熱さがそれに拍車をかける。
うわ、これちょっと辛いかも。水を飲み飲み、なんとか攻略。ひー、これ辛いの弱い人は絶対ムリ。
この上の「爆発」なんて誰が食べるんだろうな。

しっかし暑いですな。聞けば梅雨も明けたようで。
いよいよ夏本番ってところですか?
なんて気分でTシャツ一枚だと、帰りにはちと寒かったりします。
今日は仕事帰りに寄り道したこともあり、いつもより時間が遅め。お腹も空いてます。
どーれ、こういう日にはぜひともラーメンを食べなければ。

マンザイにしようか、かまくら家にしようかと考えつつフリーウェイを走らせてたら、
突然ここが喰いたくなりました。
今まで「あまり美味しくない店」として名前だけ出してきたこの「林家」ですが、
もう一度ちゃんと喰って味を正面から受け止めておかないといけないような気がしたんですな、ハイ。

時間は夜の11時過ぎ、客はオレひとりだけです。
食券を買う。ラーメン600円、味付玉子100円。麺は硬めでお願いね。
時間をかけてしっかりと茹でられる麺は、増田製麺の太ちぢれ麺。
ちぢれというよりも、ストレート麺に多少折り目がついている、といった感じの物。
スープは濃厚トンコツに鶏油という典型的な家系ですが、脂も塩加減も少し抑えめ。
トッピングはチャーシューの薄切りが2枚、スープが良く馴染んで悪くない。
肉の味と香りが残っている、なかなかの逸品。
茹でたほうれん草で脂っぽさを洗いながら、3枚の海苔を麺に絡めてつるつる。
味付玉子は箸でつまむと柔らかく、半分かじると半熟の黄身がとろりと顔を出します。

全体的に見て、悪くはないんだけどなんか物足りないんだよな。
何でだろ? 店の若い兄ちゃんが愛想無く突っ立ってるとかいうのは置いといて。
多分、麺が美味くないんだと思う。
大通りから少し入ったところというロケーションの問題もあるけど、店に活気が無いってのも
問題としては大きいですな。

結論。ここに行くんならかまくら家に行く。



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