ラーメン二郎 鶴見店(横浜市鶴見区 国道1号・岸谷二丁目交差点そば)
2004年4月5日(月)

仕事帰りに停まった信号のとこで偶然発見。
以前、三田にある本店の前を通りかかったとき、やけに長い行列が出来てたので
名前を覚えてました。その後、物の本により、この店では「カラカラ野菜ましまし」
などという謎の呪文を唱えられないと好みのラーメンにたどり着けないというのを
知りました。なんだそりゃ?
とりあえず、喰ったこと無いので行ってみましょう。
「小(普通盛り)」「大(大盛り)」それぞれに「ブタ(チャーシュー4枚)」、
「ダブル(同8枚)」という計6種類の組み合わせ。
小ダブルにしよっ、と思ったら売り切れ。んじゃ小ブタ660円ね!
ちょうど麺の茹で湯を取り替えた直後だったらしく、30分ほど待つ。
券売機に「ニンニク・カラめ(濃いめ)・アブラ・とうがらしは全て無料サービス」と
張り紙がしてあります。この辺が、呪文のスペルに関係ありそうですね。

麺が茹で上がると「じゃ、そちらのお客さんから」と客一人一人の好みを訊いてきます。
お、いよいよ呪文の詠唱タイムですか?
「何それ? 意味判んねーだけど」とか言ってやろう。
と思ってたらみんな普通に日本語で「オレはとうがらし少し」「濃いめでニンニク」
「僕は野菜多めでニンニクとアブラ」とか言ってます。
ニンニクとアブラ、とうがらしを注文。
さあ、喰ってみましょう。

豚を丸ごと液体化したかのような臭いを放つスープに、極太のストレート麺。
細めのうどんとおなじくらいの太さ。載っかってるのは「ブタ」、厚いのが4枚。
そして、軽く茹でたと思われるキャベツとモヤシ。
うーん、甘みと水気ってのは判るけど、この野菜で腹が膨れるカンジは感心せんなぁ。
麺は太すぎるので啜るというよりは箸で掴んで喰うってカンジになるんだけど、
柔らかいからスープの塩気とアブラがごてごてと絡んでまともに腹に来る。
アブラを多めにしたのは失敗だったかも。麺、もうちょっと硬い方がいいなぁ。
昔、オレが作ったごてごてトンコツ100%ラーメンを喰ったことのある人は
あのスープの味と臭いを思いだして下さい。アレです。
トンコツの臭いが消えていない(というより残してある)ので、苦手な人は苦手だろうな。

具といい、麺といい、ある意味ラーメンを超えちゃった麺料理だね、コレ。

ま、二度と行かないな、多分。
オレの好みじゃないわ。
ラーメン屋には珍しいくらい落ち着いた店主と、丁寧なアルバイトの兄ちゃんには悪いけど。


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