北海道ラーメン しゅん(横浜市南区 鎌倉街道・通町一丁目交差点そば)
2004年4月26日(月)

前日から行こうと思っていた店を改めてチェックしたら、なんと今日は定休日。
仕方ない、急遽別の店を選んで行くか。と思ったら、うっかり店の前を通過。
どうすんべ? 今日はラーメン喰うのあきらめて、とっとと帰って呑んで寝るか?

周りを眺めてたら、視界の端に引っかかった「北海道ラーメン」の文字。
今日はここにしましょう。つうかいつの間に出来てたんでしょうか。
「頑固な店主がやってまーす」なんていう張り紙がしてあるドアを開け、店内へ。
品書きには順に味噌、醤油、塩、タンメン、鉄火(辛い)などが並びます。
醤油より先に味噌が書いてあるってのは、やはり店の自信の現れでしょうか。
どれ、味噌700円にしようか。味付け玉子入れて。ついでに餃子一皿ね。
見た目は明るく丁寧な、でも中身はきっと頑固なオヤジが作り始めます。
お、中華鍋! 嬉しいねぇ、北海道それもサッポロなら、必需品だよな中華鍋。
これでさ、スープと味噌を合わせて、熱ーく煮立てて。そうそう!
見とれているウチに出来上がりました。どれ、喰うぞー。

載っているのはモヤシ、チャーシュー、メンマ。シンプルな白い味噌ラーメン。
麺は札幌から空輸している、西山製麺の物。サッポロの代名詞ですね。
黄色みを帯びた中太縮れ麺で、かなり歯ごたえがあります。
スープは熱く、そして濃厚。表面にうっすらと脂が浮かび、レンゲですくって口に運ぶと
混然となったうまみに支えられた味噌の香りと甘さが体中に響き渡ります。やべえ、美味い。
麺をひとすすり。ゴツゴツと口の中で存在を主張しながら、スープと対決する。
しかしそれは決して無益な争いではなく、より高い次元でお互いが調和するためのプロセスだ。
モヤシをつまむ。シャキッと仕上げられた瑞々しさで、濃厚さが洗い流される。
こうして、スープと麺が対決するための舞台が再び整うのである。
ラーメン。それは、麺とスープの自己主張と対決、そして調和である。
とか聞いた風なこと並べてる間に、半分以上喰っちゃったよ。

お、餃子が出てきました。400円で6個。まあまあですな。
おや? 2個だけ、皮が緑色してます。なんだろ? ほうれん草?
それとも、海藻でも練り込んであるのかな?
残念ながら、食べても判りませんでした。
パリッサクッと焼き上がってて、これも美味。

ずるずる、はふはふ、ぱくぱく、ごくごく、ふー。
いやー、美味かったー。ごちそうさまー。
深夜5時までやってることだし、そのうち夜中にでもまた来よう。



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