そめや(川口市戸塚鋏町)
2006年8月1日(火)

クルマの行き交う通りに面した小さな入口、うっかりすると見過ごしてしまいそう。
入ってみると店内は思ったよりも広く、カウンターの他にもテーブル席が。
メニューを見るとしょうゆ、味噌、塩といったラーメンの他、もやし、野菜、肉野菜などと具の載った麺類が。
そして中華丼、焼肉ライス、カツカレーなどご飯物も充実。なるほど、ここはラーメン屋ではなくて中華料理屋なのね。
初めて入る店では、まず一番基本になっている(であろう)シンプルなものを頼むことにしているので
しょうゆラーメン580円に…いやいや、お腹空いてるしなチャーハンセット880円にしよっと。

オヤジさんがきびきびと無駄のない動きで作ってくれたのは、シンプルな醤油味。
トッピングはナルト、メンマ、ワカメ、海苔、チャーシュー。
歯ごたえの強い中細縮れ麺に、微かに油の浮いたしょうゆ強めのスープ。肩ロースのチャーシュー。
いつでも誰とでも安心して食べられる、そんな落ち着いたラーメンに仕上がっています。
チャーハンもナルト、チャーシュー、卵の具がたっぷり、若干しょっぱめの味付けで物足りなさは無し。
ボリュームもあってすっかり満腹。
元気良く、しかも丁寧な物腰のオヤジさんの表情に、自信の程が現れてますな。
うん、うまかったですよオヤジさん。

(2008.7.29追記)

暑い日だったので辛いものがいいな、と思い辛口みそらーめん750円を注文。
相変わらず動きに無駄の無いオヤジさんが中華鍋に油を敷き、少量の豚挽き肉とキャベツ、もやし、ニラ、にんじんを炒め、
そこに味噌を溶いたスープを入れて軽く煮込む。
隣でその様子を見ながら、絶妙のタイミングで麺を茹で上げるおかみさんとのコンビネーションったら、もうこれは一見の価値あり。
茹で上げられた麺の入った丼に、たっぷり野菜の入った熱々のスープを注いで出来上がり。
では、いただきます。

味噌の具合は赤過ぎず白過ぎず、別の言い方をすれば塩辛過ぎず甘過ぎず、重くなく甘くまろやかな口当たり。
唐辛子は見た目、ほんのかすかにスープの中に散っている、といった感じなのだが、そこはやはり「辛口」と名乗っている
だけのことはあって、ピリッと自己主張してくる。
かといって舌を刺すような強い刺激ではなく、あくまでも食欲をそそる方向の辛さなところが心憎い。
芯のしっかりした味噌スープに、炒め野菜の甘みが溶け出して、実に美味い。
麺は中細の縮れ麺、野菜と一緒に箸で掴んで大きく啜りこむと、口の中でスープと溶け合ってまさしく極楽。

やっぱりここはいい店だなぁ、と再確認。

(2008.8.7追記)

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今日も暑い。辛いラーメンが食べたくなったので、そめやの火吹らーめん750円を食べてきた。
にんじん、ピーマン、赤ピーマン、たまねぎの細切りと鶏もも肉の細切れを炒め合わせた具が載った味噌味のスープに
赤い唐辛子がたっぷりと入り、そこに強めのとろみを付けてある。
辛いスープがとろみのおかげで麺や具に絡みつき、どこを食べても辛い。
火吹とはよく言ったものだ。
辛さの段階は1(弱い)〜5(強い)まであるのだが、以前初見で3を頼んだら、辛くて食べきるのにえらい時間がかかってしまった。
なので今日は1段階落として2にしてみたけど、やっぱりなかなかに辛い。辛口みそらーめんとは比べ物にならん。
中本の蒙古タンメンと食感は似てるけど、あそこまで辛くない。5は知らないけど。
いい汗かいて満腹。
ご馳走様でしたー。

(08.12.8追記)
スタミナラーメン(値段忘れた)。

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豚肉とにら、赤ピーマンなどを炒めたものが載る。
にんにくもたっぷりと入っていて香りがいい。



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