ツーリング中のラーメン行脚第二弾。
ここは現地人である早鞆干珠さんに連れられていった店。
夜だというのに活気のある店内に入ってカウンターに座り、ラーメン５００円と
餃子３００円を注文。それにビールもね。えへ。
さてさて、注文してからすぐに出てくるのはやっぱり『あの麺』の九州ラーメンだから。
スープはもちろん白濁したトンコツ、若干茶色味を帯びた濃厚なもの。
トッピングの肩ロースのチャーシュー３枚は塩味が強めの九州味。
さらに定番ともいえるキクラゲ、香頭ネギ、香り付けに表面にゴマ。
さてさて、解説なんてもどかしくてやってられません、とっとと食べますよっ！
と箸を取る手も震えつつ、一心不乱に丼に突撃。
骨の旨みと芯の太さで勝負するスープだが重さはまったく無く、豊潤にして軽やか。
これぞ九州というストレートの唐灰汁細麺の独特の香りと滑らかなスープが口中で溶け合い、
歯ざわりの良く香ばしい香頭ネギが次の一口へと箸をノンストップで誘う。
当たり前のように替え玉１００円を硬めで注文。餃子はやっぱり九州チックな小ぶりながら
１０個となかなかお得感あり。
ラーメンと一緒に食べてもビールのつまみにしても、小ぶりゆえ軽くでしゃばらずグー。
完食した後、丼の底に残る骨紛にスープが煮込まれた時の長さと、その間片時も目を離さず
鍋を見守るオヤジの情熱を見る。
小倉に行くことがあったら、迷わず行け！　お兄さんと約束だぜ！