支那そば そろり(川口市東川口4丁目)
3/21(水)

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(画像は辛ネギ(150円)増し)


近所のネカフェ(近所ったって徒歩30分くらいかかるが)行く途中に目に入った店。
白い暖簾をくぐると、外観と同じく暗い茶色の木目で統一した店内はカウンターのみの13席。
支那そば600円と餃子300円を注文。
スープを丼に注ぐとき、念入りに量を調整している様が期待感を高めます。
出てきたのは小ぶりな丼に入った、見た目普通の醤油ラーメン。
トッピングは海苔、チャーシュー2枚、メンマ、変わったところで水菜と茹でむきエビが載り、
薬味にネギとゴマが散らしてあります。
さてさて、ではいただいてみましょうかね。
かすかに濁るスープは充分なコクと厚みがありながら重くなく、醤油ダレもしょっぱさというより
うまみの強さが前面に出たもの。
極細ながらしっかりと歯ごたえを残して茹でられた麺が、そのスープを縮れ部分にたっぷり載せて
口の中に滑り込んでくる。
麺とスープが口の中で渾然一体となる快感。おおお、これはなかなかじゃないですか。
大橋製麺の麺ってオレ好きなんだよなー。
見た目よりも脂の強いスープなので、食べ進むうちに少々さっぱりしたものが欲しくなってきますが、そこにくせの無い水菜がピタリとはまる。
厚いチャーシューは柔らかく、総身にスープを湛えてフワフワ。
充実した肉のうまみが味わえます。
薄い皮の餃子はあっさり軽く、しつこさがないので後口スッキリ。
メニューには珍しく水餃子も載っているので次試してみよう。

(07.8.16追記)
メニューが細麺・太麺と選べるようになったので、太麺を食べてみた。
かなり硬めに茹で上げられ、ゴツゴツとした歯ごたえ。
同じく最近メニューに追加されたトッピング、背脂50円も試してみたが、
もともと切れというよりは厚みで押してくるスープに、さらなる厚みと滑らかさがプラスされる。
丼一杯でこってり満足したい人は追加してみるのもいいかも。

店名の由来は英語のThoroughly(完全な、徹底的な、綿密な)だそうです。

(07.12.1追記)
メニュー構成に大幅な変更がありました。
まず食券制になり、メニューからは特徴的だった「支那そば」「かけそば」の名前が消えて
「ラーメン」と「つけ麺」の二本立てに。
この基本メニューを細麺、太麺から選び、味はそれぞれ背脂入りの「しっかり」と無しの「あっさり」の
二種類から選ぶ。ラーメンは580円、つけ麺は680円。
ラーメンしっかり太麺を食べてみましたが、トッピングからも特徴的だった茹でむきエビや水菜が消え、
チャーシューと青菜、ネギに背脂とシンプルに。
スープも魚のダシが姿を潜め、トンコツの風味が前に出てきています。
トッピングにも今までのネギ、辛ネギに加えて青ネギ、タマネギ(これはこのあたりでは珍しい)、キムチ、
そしてなんとレモン! 居酒屋で生レモンサワーを頼むと出てくるような絞り器を添えて出てきます。
いや、オレは試してないんですけどね。
大盛りの他、替え玉も細太ともにあります。
色々アレンジして好みのラーメンを作れってことなんでしょうか。
オレ的には昔の支那そばが食いたいんだけどなぁ。
今度細麺のあっさりを食ってみるとしよう。

(08.2.18追記)

そろり - あっさりラーメン

ということで細麺のあっさりを食べてみました。(画像は大盛り80円増し)
『しっかり』スープに振られている背脂は『あっさり』スープには無し。
麺は縮れが強く、歯ごたえを残した腰の有る茹で加減。
店内の麺箱は自店名が入ったものになっていたが、以前の大橋製麺の特徴を残したもの。
麺は大橋のままなのかも。

(08.7.5追記)
あっさりの細麺を食べてて、昔横浜の丸山台にあった『らーめん専科』の味を思い出しました。
あそこも美味しかったんだよなー。
すみません、そろりと関係ない話題で。

(08.12.8追記)
昼の営業をやめてしまったようです、残念。



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