池袋にて、買い物に付き合ったお礼に友人にご馳走になった店。
「買い物をしに店に向かう道中、なんとなく目に付いたので」とは友人の弁。
早速店に入ってみましょう。
平日は11:00〜15:00で昼の部は終わり、と貼り紙がしてあり、時計を見たら15:00ちょっと過ぎ。
扉を開けて「まだいいですかね」声をかけてみたら、どうぞということで店内へ。
おっと、その前に食券を買いましょう。
白鶏らーめん、赤鶏らーめんというのが二本柱のようです。
じゃあシンプルに白鶏で行って見ましょう。友人は赤鶏を選択。

見た目ちょいと小ぶりな感じ（そう見えて結構量はある）の丼に入って出てきたラーメンは、特徴的な鶏白湯スープ。
店の名前から想像できるように、この店はスープ、具にこだわりの鶏を使っているようです。
トッピングは鶏チャーシュー、鶏挽肉、太め硬めのメンマ、青味に青ネギ。
まずはスープを一口、レンゲで掬って口の中へ。
ぱっと見た感じでは、「すいぶんあっさりしていそうだな、ちょっと物足りないかも」と思わせる真っ白なスープだが、
舌に乗せるとクッと重みを感じる濃厚な仕上がり。
脂も大量に溶け込んでいるのだが、脂っこさ、しつこさは皆無で、スープに溶け出したゼラチンのこってりとしたとろみが
脂を包み込んで滑らかな舌触りを生んでいる。トッピングの鶏挽肉が濃厚ながらしょうがの風味も利いた味付けのため、
食べ進むうちにこれがスープに広がって、よりくどさを感じさせない味わいになっていく。
かなり硬めに茹で上げられた、ごつごつとした歯ごたえのストレートな太麺が、このスープを絡ませながら
口中に滑り込んでくる。中華麺特有のカンスイ臭さの無い、素直な風味の麺でなかなかの食べ応え。
具の鶏チャーシューは鶏の香りを充分に残しながらも特有の臭みは全く無く、実に軽やかな風味。

ランチタイムのサービスで大盛り無料ということだったので、大盛りにしてもらったのですが完食したら満腹に。

おまけ、友人の注文した赤鶏。

味は食べなかったので判りません、ははは。
（平日11:00〜15:00、18:00〜23:00　土日祝11:00〜22:00）