東武伊勢崎線、新田(しんでん)駅を出てすぐのところにある店。
(08.10.28追記)
存在自体は前々から知っていたのだが、今日初めて入ってみた。
店内に入ると10席ほどのカウンター、二人掛け、四人掛けのテーブル席に加えて、座敷席(予約席の札が立っていた)まである。
いかにも町の中華屋といった感じで好印象。
何を注文しようかちょっと迷う。いつもなら、初めて入った店ではオーソドックスなラーメンを頼むのだが、今日はメニューを見て
目に付いた特製雪国ランプらーめん750円に決定。
出てきた丼に目をやると、白いスープの上にトッピングされた具は海苔、ワカメ、メンマ、白ねぎ、貝割れ、味付玉子、チャーシュー。
早速箸を取る。いただきます。
透明感のある太目の縮れ麺は程よい硬さの茹で加減、つるつると啜りこんでしっかりとした腰を味わう。
その名の通り、雪国を思わせる白い不透明なスープは塩味のあっさりしたものだが、なかなかに懐の深い味。
もも肉のチャーシューは口にしたときの香りが素晴らしい。
大量に載った白ねぎのしゃきしゃきした歯ごたえを楽しみながら麺を食べ進むと、スープの底に隠されていたすりゴマのような
ものが顔を出し、この不思議なコクあっさりスープの秘密の一端が明らかになる。
どうやら、これは大豆をすりつぶしたもののようで、このスープは豆汁をベースにしたオリジナルなものらしい。
完食。決してくどくも重くも無いのに、全く物足りなさを感じない。
まんぞく、まんぞく。
醤油ラーメン550円を食べてみた。
脂の浮いた澄んだスープは、醤油とダシの香りと甘さが前面に出た、さっぱりとした味。
トッピングはワカメ、メンマ、チャーシュー2枚、海苔、薬味には刻みねぎ。