『昭和２９年創業、多加水熟成麺、中華そば２９０円』を看板に、全国にチェーン展開している店。
その大型の看板は今まであちこちで目にしてはいたのだけれど、食べたことは無かったので
思い立って今日の昼飯に行ってみた。
土曜日のお昼時というシチュエーションのせいか、はたまた不景気な世の中、その安さが人をひきつけるのか、
大きな駐車場はクルマで一杯。
店内に入り、空き席待ちのリストに名前を書いてしばし待つ。
まあ、一人客なのですぐカウンターに案内されましたが。


さて、おもむろにメニューを見ると醤油、塩、味噌というラーメンや冷やし中華、それにチャーハンや餃子などが付く
セットメニューなどもあるのだが、ここはやっぱり２９０円の中華そばを頼んでみましょう。

出てきた中華そばはメンマとノリと薄切りのチャーシュー、薬味にネギの載ったシンプルな醤油味。
看板にも謳われている多加水熟成麺は角のピッと立った中細のちぢれ麺、この手のラーメンに良くありがちな
茹ですぎで全身が湯びたしになったような腰抜け感は無く、なかなか食べ応えがある。
スープは薄味さっぱりで甘みの強いクセの無いもの、スルッと口に入りコクッと飲み干せる。
薄切りのチャーシューは硬くバサバサとした舌触り、まるでカップラーメンの具のようでいただけないけれど、
これも値段を考えればまあ許せる範囲かな。

今度は坦々麺を食べてみよう。