中華料理 ふじや(東武野田線 七里駅・見沼代用水東縁・緑のヘルシーロード沿い)
2012年4月15日(日)
チャリでヘルシーロードを走っていて、目についた店。
イマドキのスカしたチャラいラーメン屋に良く有るケバケバしい外装と違って、オーソドックスな佇まい。

赤い張り出しに白地の店名、正統派の店構え

12月だか、シンゴさんと一緒に入ったのが初めてで、その時は醤油味のラーメンとレバニラ炒めを食べた。
出てきたラーメンもレバニラも、シンプルで奇をてらってなくて、それでいてしっかりと美味しくて、嬉しくなってしまった。

さて、ようやく暖かくなってきたので、久々にチャリで柴山伏越まで脚を伸ばし、帰りがけに寄ってみた。

今日は味噌ラーメン650円と、またまたレバーイタメ(メニューママ)500円を注文。
店の片隅に置かれたTVからNHKののど自慢が流れる中、おかみさんが中華鍋を振っていると、出前からご主人が戻ってきた。
このご主人がまた気さくな人で、前に来たときに、どこに自転車停めておこうかね、とシンゴさんとうろうろしてたら、店の裏の通用口脇、出前に使うスーパー カブなんかが置いてあるスペースに停めるといいよ、と言ってくれた。

右にこってりとしたラーメン、左にはレバニラ炒め

味噌ラーメンとレバーイタメが登場。
かなり硬めに茹で上げられた細縮れ麺の上には、細いもやし、玉ねぎ、豚挽き肉、ニラを豆板醤少々で炒めた物が乗り、薬味に荒く刻んだ長ネギ。
スープは赤味噌主体で甘さを抑えたスッキリとキレの有る味で、あっさりしながらコクもなかなかあって深い。
レバーイタメは同じく細いもやし、ニラ、人参に加えてキャベツが少々、豚レバーと炒め合わせてあって、ご飯にも絶大に合いそうだ。
ズルズル、ハフハフと食べ進むうち、初めは硬かった麺がだんだんとスープを含み、つるりとろりとした舌触りに変わってくる。
うーん、こういう麺だと、広東麺やサンマー麺(もやしそば)などのあんかけ系も期待出来ちゃうなあ。

食べ終わってお勘定を済ませ、通用口脇に停めたチャリの横でメット被ったりグローブはめたりしてたら、また出前に出るご主人がカブに料理を載せながら、
「どこから来たの?」
草加ですよ、と言ったら、じゃあこの道まっすぐだね、と言ってヘルシーロードを指差す。
ですです、美味しかったですよ、ごちそうさま。
「気をつけてね」
ありがとうございます。
また来ますね。




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